明るくない言葉

つらい人生の現実にまつわる言葉など

つらい人生の現実がこんなにも明らかであるのに、ほかの人たちはみなどうしてそんなにたやすく自分に嘘をつけるのだろうと

シゾイドの人はよくいぶかしむ。 「パーソナリティ障害の診断と治療」(ナンシー・マックウィリアムズ)

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

つらかろうが

見つからないし全く気にしてない つらいことばかりだね それでもずっとトンネル掘ってる 30年 つらいことばかりかね いつまでたっても同じ繰り返し それでもずっと 許してきたけどね(つらいことばかりだね…) どれだけほんとばらばらのかけら 一瞬で繋がっ…

圧迫

その人はこう言うんです。自分は人類全体を愛してはいるけど、われながら自分に呆れてる。それというのも、人類全体を愛するようになればなるほど、個々の人間、つまりひとりひとりの個人に対する愛情が薄れてゆくからだ。空想の中ではよく人類への奉仕とい…

光は闇に

ことばは沈黙に、光は闇に、生は死の中にこそあるものなれ 飛翔せるタカの、虚空にこそ輝ける如くに ル=グウィン「ゲド戦記1」

ゆらゆらと光る

私はとても疲れている。苦しむには若すぎる、と人は言う。なんという秩序。存在するということのほかには、何も私に起こりえない。賛成だ。異常な倦怠。 岡崎京子「水の中の小さな太陽」

いつもいる場所

暗闇の中、川沿いの草を蹴りながら歩く。対岸の花火。遠くに微かなランタンの明かり。点いたと思えばすぐに消える。向こう岸への橋はなく。疲れたら穴を掘る。穴を掘って眠る。